採血の上手な看護師☆
採血って痛いですよね。
健康診断などで、人生に何度かは採血をしたことがあると思いますが、採血が下手な看護師さんだと何度も刺されて嫌な思いをしますよね。
決して痛い思いをさせようとは思っていませんが、ときに、患者さんに辛い思いをさせてしまうことがあります。
採血が上手な看護師
※ 正解ではありません、個人の見解です。
血管選びが得意
採血が上手い看護師は血管選びが得意です。
どんなに血管がわかりやすくとも血管の走行や深さがしっかりと理解をしていないと、失敗しやすいです。片腕を見たあとに、反対側も見させてくださいと言われた場合に不安になる方も多いと思いますが、一度で採血を終わらせるためには必要なことでもあるため、両方見させていただいた上で、慌てずにしっかりと判断し、確実な場所を見つけるのです。
なるべく短時間で行う
採血は苦痛を伴いますので、上手い看護師はなるべく短時間で行います。
駆血帯で縛られた腕は時間とともにしびれてきますので、なるべく苦痛がないように最短での採血を行います。針を刺す前に、血管選びに時間がかかってしまった場合は、一度駆血帯を外し、血流を再開させています。
縛ったまま長時間経過すると採血後のしびれの原因となりますので、とても気を付けているのです。
なるべく痛みのないような手技で行う
針を刺すのでどうしても痛みはあります。
看護師は神経の走行を把握して神経損傷が起こらないよう皮膚の表面の血管から血液を採取しています。針の角度や固定によっては痛みが強く感じることがあるため、角度に細心の注意をはらい、穿刺後は針先が動かないようしっかり固定しながら採血を行います。
リラックスできるような声かけ
採血時は緊張してしまわないように声かけができるよう心がけます。
緊張しすぎてしまうと、採血中に気分が悪くなってしまったり、緊張により血管が収縮してしまうこともあり採血しにくくなってしまうことがありますので、スムーズに行うためには、柔らかい対応でリラックスしてもらえるような雰囲気を保てるように声かけに工夫が必要なのです。消毒薬でアレルギーがないかも確認をします。
穿刺後はしっかりと止血
採血が上手い看護師はしっかりと止血の案内もします。しっかりと圧迫をしないと、穿刺部位が青くなってしまったり、帰る前に血液が滲んで血だらけになってしまいます。
血液が止まりにくくなる薬を飲んでいる方は更に注意が必要です。
どうしても採血できなければ選手交代
中には、看護師泣かせの血管もいらっしゃいます。どんなに血管を探しても見つからず、細い血管でもトライすることもありますが、自分では無理と判断した場合は、すぐに他の看護師に交代です。どんなに上手な看護師でも患者さんとの相性でどうしても採血できないこともあります。自分で何度も刺すのではなく、他の人に任す決断力と判断力も必要なのです。
まとめ
看護師の採血のレベルは見た目ではわかりません、若くても技術がある看護師もいます。
以前に気分が悪くなってしまったことがあるなど、採血に不安がある場合は採血が始まる前に看護師に声をかけておくとよいと思います☆
採血は短時間でスムーズに行ってもらいたいものですね☆
# 看護師 # 採血